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生理痛を悪化させる食事とは

生理痛を酷くする食事とは?

 

まず、考える必要があるのが、閾値(いきち)です。これはある一定以上のラインを越えたら痛いと感じる境界線のようなものです。この閾値が高い人ほど痛みを感じにくくなるわけですね。生理痛がひどい人の中には不健康な食事になっている方が多いとの報告もあります。そのため、閾値が下がってしまっている人がたくさんいるはずです。その閾値を高くして生理痛を感じにくくするために、食事でのアプローチで改善を図ることができます。さて、見ていきましょう。

 

生理痛を悪化させるもの

 

砂糖

 砂糖は体にとっていいことが一つもないくらい悪い働きをします。しいて言うならば、ストレスが一瞬だけ緩和される、といったところでしょうか。特に上白糖(白砂糖)はミネラルがほとんどない状態ですし、血糖値を爆発的に上げてしまいます。血糖値が急上昇すると一瞬充実感を得られますが、急降下してセロトニンが一気になくなり、そこで虚無感を感じやすくなり、また糖質がほしくなり甘いものを食べてしまいやすくなります。それを繰り返してしまい、気分の浮き沈みが激しくなり情緒不安定を助長してしまうということです。

 糖質を分解して吸収する際には、多くのビタミンとミネラルを消費します。特にビタミンB1やマグネシウムなどですね。それが身体に負担をかけながら消化吸収をしていくんですね。また、ビタミンが使われてしまうということはコラーゲンを合成しにくくなったり、粘膜の炎症を起こしたりするのです。肌のうるおいもエネルギー吸収も阻害されます。ビタミンがなくなってしまうと、血管を拡張させることがわかっており、血管が拡張されるとヒスタミンという成分が分泌され、炎症反応を起こす原因になります。

 

アルコール

 こちらもアルコールの分解の過程で血管が拡張されてヒスタミンが分泌されてしまいます。よって炎症反応に弱い体が出来上がってしまうのです。アルコールは体に良いと言う人もいますが、アルコールに関しては身体にいいことよりも悪いことの方が圧倒的に多いと考えられます。お酒を飲むことで相当量あるストレスを緩和できて、そっちの方が身体に害を及ぼしている場合などはそうかもしれませんが。

 

オメガ6

 オメガ6やオメガ3などはよく聞きなれた単語かもしれませんね。オメガ6は必須脂肪酸といって身体の中では作られない脂質で、食品から摂取しないといけません。ただ、現代人の多くはこのオメガ6を必要以上に摂取している傾向にあります。特にオメガ6は牛肉などのお肉に多く含有されている脂質です。摂取すると体内でアラキドン酸という脂質になり、プロスタグランジンという物質になります。これは炎症を起こしていて痛みを感じている箇所で出ているブラジキニンという成分に反応して相互に助長してしまうのです。よって、生理痛など感じている痛みを高めてしまうのです。

 

回避するには?

 まず摂っていただきたいのはオメガ3です。この脂肪酸は青魚のEPAやDHAなどの良質な脂質になります。えごま油やアマニ油もオメガ3にあたります。痛みの緩和に努めてくれます。さらに、ビタミンも大事です。その中でも抗酸化作用のあるビタミンを積極的に摂りましょう。ビタミンA(人参やウナギなど)でヒスタミンを緩和してもらったり、ビタミンCを摂ってストレス耐性を付けることがおすすめです。ビタミンCでおすすめなのはサプリと間違われるくらいその含有量が多いローズヒップです。ビタミンCの爆弾とも言われるくらいです。抗酸化作用のある栄養は他にもあるのでそれは―老化を防ぐアンチエイジングその1―を参考にしてみてください

 

 実は生理痛を感じやすい人でもあきらめることなく、摂取しているものを少し見直してみると改善される可能性はあるようです。私たちの体は食べたものでできています。それは精神的なものも食べたものに左右されるほどです。病気やダイエット、ボディメイクだけに限らず、このような栄養学を学べば学ぶほど私たちの生活はよりよくなっていくと思っています。

 

 

パーソナルトレーニングジムNick’s Fitness(久留米市) 代表 中村将太

女性のダイエットやボディメイクに特化したプランも多数ご用意しております。ダイエットの知識もたくさん身に付けていきましょう。お気軽にお問い合わせください。