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何のための食事と運動?

何のための食事と運動なのか

 

 私たち生き物は良くも悪くも食べないと生きていくことはできません。そして人間は食という文化を発展させて食事を「楽しむ」ようになりました。食が豊かになり、おいしいものをたくさん作りだしました。その影響で「生活習慣病」も生まれました。食は私たちの日常に一番といっていいほど密接に関係しているものですね。また、人間はスポーツを主としてフィットネスなど運動することさえも楽しみに変えることができました。今回は「食べること」「運動すること」について考えてみたいと思います。

 

人はなぜ、食べるのか?

 まず、“食”という漢字ですが、「人を良くする」と読めますね。そもそも、なぜ毎日お腹がすいて何かものを食べたくなるのでしょうか。「そりゃもちろん、食べないと死んでしまうからだろう」と思われるかもしれません。誰しも食べるという営みをなくしてしまうと健康状態を崩してしまい命を落としかねません。しかし、人間が「何を」食べるのか、という営みもまた考えていかないといけませんね。私たちの命や健康は食べることそのもの、プラス食べ方に大きく影響を受けているのです。

 私たちが食べたものはどうなるのでしょうか。消化吸収が行われるのは誰でもわかるかと思いますが、栄養を取り込むことを「吸収」といい、栄養素を体内で活用することを「代謝」といいます。その中でも「エネルギーを生み出す」というものは代謝の重要な働きになります。よって「食べる」という営みは「楽しむ」という文化的要素もありますが、本来は「エネルギーを生み出すため」ということが言えます。

 

人はなぜ、運動をするのか?

 運動についても見てみましょう。日常の生活活動から、スポーツなどの身体活動まで、すべて体を動かすことは「運動」になります。運動は生きることには欠かせません。運動の目的は「体の機能や、筋力を維持、向上させるため」(森、2019)と言えます。例えば、体調を崩してしまって1週間寝込んだときなんかは、若い人であっても復帰には時間がかかります。思うように動けない、つまずきやすくなったなどの感覚がでてくるはずです。よって、身体の健やかさを保つには体を動かすことが必要不可欠なのです。

 「筋肉を増やす」と聞くと拒否反応が出る人がいますが、人間はそう簡単にムキムキになんかなりません。なぜなら筋肉を必要以上に付けないようなメカニズムが身体には遺伝子レベルで備わっているからです。―詳しくは「筋肉は簡単には付かない?」―を参考に

 最近では、体重は標準レベルなのに体脂肪が多い「隠れ肥満」の方が急増加しています。これは体脂肪の割合が高く、筋肉量が少ないという特徴であり、筋肉が少ないことにより基礎代謝が低い、また、筋肉が少ないこと=運動習慣とそれに伴う適切な栄養が取れていないということであると言えます。以上のことから、正しく確実なダイエットのためには代謝を上げる→代謝を上げるには筋肉量を上げる→筋肉量を上げるには運動をし、適切な食事をとる ということになります。

 

ダイエットという魔法の言葉

 日本人の大多数の方がダイエットしようと一度は決意したことがあるほど、人生においてつきまとってくる言葉だと思います。ダイエットとは本来「健康を維持する食べ方を身に付けること」なのですが、一般的には「減量する」「体脂肪を落とす」という意味合いで使われることがほとんどです。実際には、痩せすぎている人が適正体重まで増やすこともダイエットと言えるのです。今ではダイエットにいいと聞くと、それが魔法の言葉のように聞こえ、そういった商品が売れるような時代になりました。ダイエットのために運動をする、ダイエットのために食事管理をする、どれも間違ってはいないと思いますが、特にダイエットにおいて運動に過度な期待をすることはできません。運動したからといってどんな食生活をしてもいいわけではありませんし、食べたら運動したらいいやという安易な考えになるのも危険です。生きていくうえで健康な状態にするために運動をし、食事をしていくのです。それも私たちの文化的生活の営みをさせる資本となる身体の維持に他ならないのです。

 

 

パーソナルトレーニングジムNick’s Fitness(久留米市) 代表 中村将太

女性のダイエットやボディメイクに特化したプランも多数ご用意しております。ダイエットの知識もたくさん身に付けていきましょう。お気軽にお問い合わせください。